【続けたいならこれを読め】理想の人生をつくる習慣化大全 レビュー

  • 2021年9月13日
  • 2021年12月5日
  • 習慣

どうも!読書ブロガーのりょくとです!

いきなりですが、あなたは自分の「習慣」に満足しているでしょうか?

人生の約半分を占めると言われている「習慣」

そんな習慣を理想のものにできれば、理想の人生に近づくことが出来ます。

とは言え、習慣を変えるというのはとても大変なことであり、

過去の経験から習慣化に対して苦手意識を持っている人が多いのではないでしょうか。

しかし、あなたが習慣化がうまく出来なかったのは習慣化のやり方を知らなかったからです。

習慣化にも様々な方法があり、それを知れば闇雲に続けようとするより、楽しく習慣を続けることが出来ます。

そこで今回は、様々な習慣化の方法について解説している「理想の人生をつくる習慣化大全」をご紹介したいと思います。

本の概要

理想の人生をつくる習慣化大全 古川 武士

出版日・ページ数  2019年5月出版 349ページ

価格  単行本1980円 Kindle版 990円

習慣化を阻む要素を、「行動」「思考」「感情」「ビリーフ」「本質」「環境」の6つの要素に分けて、全65パターンの対策が記された本です。

実際の行動だけでなく、考え方など幅広い対策が簡潔に書かれており、習慣化のハンドブックとして使いやすい1冊です。

作者について

作者名 古川武士

習慣化コンサルティング株式会社 代表取締役
米国NLP協会認定NLPマスタープラクティショナー

約5万人のビジネスパーソンの育成と10,000人以上の個人コンサルティングの経験から「続ける習慣」が最も重要なテーマと考え、日本で唯一の習慣化をテーマにしたコンサルティング会社を設立。

習慣化に関する著書を21冊と多数執筆しており、翻訳もされ海外の人達にも読まれている。

ざっくり要約

深層構造の氷山モデル

本書では習慣化が続かない原因を「深層構造の氷山モデル」で6つのレベルに分けています。

  • 「行動」
  • 「思考」
  • 「感情」
  • 「ビリーフ(無意識に正しいと信じている考え)」
  • 「本質」
  • 「環境」

物事が続かなかった時は、つい表面に出ている「行動」に目を向けがちですが、続かなかった理由の奥底には、「楽しいと感じていない」「自分の価値観と合致していない」等様々な問題が隠れています。

それなのに、「行動」だけにアプローチをしていては長続きしないのは当然です。

習慣化出来ない原因がどこにあるのかをまずは見つけ、適切な改善策を実行していくのが重要なのです。

今まで私は、習慣化には「行動」と「環境」の2つを重要視していました。

なので物事を習慣化するときに、「感情」や「ビリーフ」といった自分の奥底にあるものにも目を向けてみるというのは新たな視点であり、非常に参考になりました。

皆さんも、なかなか習慣が出来ない事があるのなら、「なぜ気が進まないのだろう」「この行動は自分の求めるものにつながっているのか」と自分自身と向き合ってみてはいかがでしょうか。

SWITCH35 「今はこれでいい」と納得する

あなたは何かを初めたときに、その分野で活躍している人と比較して自分の現状が恥ずかしくなり、その行動を辞めてしまったことはありませんか。

私達が何かを始めていきなり成果を出せることはほとんどありません。

そんなことは分かっているつもりなのに、ニュースやSNSできらびやかな成功を収めている人たちの情報が目に入ると、つい自分と比較をして落ち込んでしまいます。

そんな状態に陥るのを防ぐ魔法の言葉が「今はこれでいい」です

今はこれでいい」という言葉は、作者の古川武士さんが駆け出しの頃に、コーチングの師匠からかけられた言葉です。

この言葉には現状の肯定と未来の成長への期待が込められています。

自分の力不足を受け入れることは、成長には必要なプロセスです。

でも、あまりにも高いゴールを掲げて比較してしまえば、無力感にさいなまれ、それが行動にブレーキをかけてしまうこともあります。

理想の人生をつくる習慣化大全 古川武士

私はブログを始めて間もないのですが、ブログを作成している合間に、

「世の中には多数の素晴らしいブログが存在しており、自分が何を書いたところで意味がないのではないか」と何度も感じました。

それは一つの事実ではあるかもしれませんが、「今はこれでいい」という言葉を知って、

「今は出来ることをやるしかない」と素直に思えるようになり、ブログ執筆が楽しくなりました。

思うように成果が出なく、自分の行動に疑問を抱いたときには「今はこれでいい」と心の中でつぶやき、自分の成長を信じて、今出来ることを続けてみて下さい。

こんな人におすすめ

  • 新しいことを始めようとしている人
  • ダイエットや筋トレが続かない人
  • 習慣化の方法を整理したい人
本の目次

本の読みやすさ

本の難しさ 2
読みやすさ 4.5
手軽さ 4
生活への生かしやすさ 5
総合 4.5

「習慣化」の方法や考え方等、様々な面から習慣化について分かりやすく学ぶことが出来ます。

約350ページとある程度ボリュームがありますが、数ページ単位で区切られているため、スキマ時間にも読みやすいです。

こんな人におすすめ

  • 新しいことを始めようとしている人
  • ダイエットや筋トレが続かない人
  • 習慣化の方法を整理したい人

書評

習慣術について「行動」「思考」「感情「ビリーフ」「本質」「環境」と、それぞれに対するアプローチが簡潔にまとめられていて読みやすい本でした。

全部で65項目の方法が書かれているため、読書の習慣がない人でも目次をパラパラと眺めて、関心があるものだけ読んで取り組むという使い方もしやすく、習慣出来る力をつけたい人におすすめの1冊です。

人生における習慣の割合は約50%と大きな割合を占めています。

習慣を変えることができる=人生を変えると言っても過言ではないほど、「習慣」には力があります。

あなたも本書を読んで、自分にあった習慣術を見つけてより良い人生への道を歩んでみませんか。

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