福祉の仕事をしていて、「将来の生活が不安だな」「もっと稼げる仕事を選べば良かったな」と考えたことはありませんか?
私はあります。
福祉職は多くの人の生活を支えていて、社会に欠かせない仕事ですが、収入は他の業種と比べて低い傾向にあります。
そもそもお金持ちになりたいと思って福祉職に就いている人は多くないとは思いますが、現代社会で生活している以上、お金があって困ることはありません。
福祉職だって豊かになっていいじゃないですか。
福祉の仕事をしながらもお金を増やす方法はいくつかあります。
その方法の一つとして、私が最初におすすめしたいのは「投資」です。
この記事では、精神保健福祉士の筆者が、福祉職に従事する方々に向けて投資を勧める理由を説明します。
福祉の仕事をしていて金銭的な不安がある方は是非目を通していってください。
福祉職の給料は安い
福祉職に投資を勧める理由の一つは、他の業種と比べて年収が低いからです。
令和4年度に厚生労働省が実施した「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、医療・福祉業界の平均年収は約297万円です。これに対して平均の327万円と10%の差が開いています。
医療分野の看護師なども含まれているので、福祉職の年収はさらに低い可能性があります。
また、昇給の幅も他の業種に比べて小さく、30代になると他の業種では20代よりも30万~60万円ほど年収が増えるのに対し、医療・福祉業界では20万円程度です。
私自身も数年間病院で勤務していましたが、昇給額は2千円程度でした。良い評価をもらえたとしても、昇給額は数千円程度でした。
「10年働き続けても月収が2万円しか上がらないのか」と不安を感じたことを今でも覚えています。
このように、福祉職は他の業種に比べて年収が低く、働いているだけでは経済的に豊かになりにくいのです。
なぜ投資を勧めるのか?
収入を増やす方法としては転職や副業なども有効ですが、
まずは「投資」を始めることをおすすめします。その理由は以下の3つです。
手軽に始められる
投資は転職や副業に比べて、誰でも手軽に始めることができます。
オンライン証券口座を開設するだけで、株式や債券、投資信託などへの投資が可能です。
スマートフォンで約30分の手続きを行うだけで、投資を始める準備が整います。敷居が低く、誰でも始められる点が魅力です。
時間をかけずに取り組める
投資には多くの時間を費やさなければならないと思われがちですが、実際にはそれほど時間を要しません。
インターネットやスマートフォンを活用して、短時間で取引を行うことができます。
また、長期積み立て投資という手法を使えば、時間をかけずに着実に資産を増やすことも可能です。
少額から始められる
投資にはまとまったお金が必要だと思われるかもしれませんが、それは昔の話。
今では少額から始めることができる投資商品も多数あります。
自身の収入やリスク許容度に合わせた投資金額を設定できるので、今の生活を維持したまま投資を始めることも可能です。
投資をするべき3つの理由
投資をすることで得られるメリットは複数あります。
1.資産を増やせる
当然ですが、投資によって資産を増やす可能性を高めることができます。
日本の超低金利の時代において、銀行に預けているだけでは資産の成長は望めません。
しかし、投資を通じて年利5%程度のリターンを狙うことは、初心者でも大きなリスクを取ることなく実現できます。
勿論時には元本割れをしてしまうこともありますが、投資手法や投資金額を適切に設定することで、リスクを小さくしたり、生活に支障が出ないようにすることが可能です。
2.仕事以外の収入源を持つことが出来る
福祉職に従事している方々にとって、仕事以外の収入源を持つことは大きなメリットです。
投資によって不労所得を得ることができ、収入の多様化やリスクの分散が可能になります。
例えば、配当や利子、不動産の賃貸収入など、投資による収入は労働に依存しない収入源として生活の支えになります。
つまり、仕事以外の収入源を持つことで将来の不安を軽減し、生活の質を向上させることができるのです。
3.関心の幅が広がる
投資は新しい知識や情報に触れる機会を提供し、関心を広げることができます。
市場動向や投資対象の分析に取り組むことで、経済やビジネスのトレンドに敏感になることができます。
また、投資を通じて企業や産業の仕組みを理解し、社会や経済の動向について考えることもできます。
関心の幅が広がることは、自己成長や新たなキャリアの可能性を模索する上でもプラスとなります。投資は知識と興味の両面で福祉職に就いている方々に刺激を与えるでしょう。
投資は怖いと思っている人におすすめな投資方法
「そうは言っても投資をするのは怖いな」と思った人。
そうですよね、なんとなく投資って「怖い」「結局損しそう」と思いますよね。
そんなあなたに朗報です。投資には様々な手法があり、比較的リスクが低いやり方があるのです。
その方法は「長期投資」
長期投資によって時間を味方につけることで、リスクを減らしつつ資産の増加を見込めるのです。
長期投資のメリット
1.リスク軽減と安定性
長期投資はリスクを軽減し、安定性をもたらすメリットがあります。
株式などの資産は時間の経過とともに成長していきます。
過去のデータを見ると、波はありながらも世界の市場は右肩上がりに成長しているのが分かりますね。
myindex様より
この図の通り、長期的にはほとんどの資産が元本よりも増えています。
つまり、原本割れをしてもそのまま保有し続けていれば、最終的には資産の増加という形で報われる可能性が高いのです。
2.複利効果の活用
長期投資は複利効果を活用することができるメリットもあります。
株式投資や不動産投資では配当金や家賃収入など、資産の成長とは別に収入を得られます。
複利効果とは、このように得た投資利益を再投資することで元本が増え、それによって得られる利益も増えるという効果です。
時間とともに複利効果が働くため、長期投資を続けることで資産の成長が加速し、将来的なリターンを最大化することができます。
3.心理的なメリット
長期投資は心理的なメリットをもたらします。
投資というと画面に一日中張り付いて、常に情報を追っていないというイメージがあるかもしれませんが、基本的に長期投資では最低でも5年以上かけて投資を行っていきます。
そのため頻繁な取引や短期的な市場の変動によるストレスや判断の難しさを避けることができます。
時間をかけて資産を成長させることで、焦りや不安を軽減し、投資の冷静な判断を促すことができます。
投資を始めるにはどうしたら良いのか?
投資を始める方法はいくつかありますが、
おすすめはインターネット上で証券口座を開設することです。
証券口座もたくさんの種類がありますが、
楽天市場をよく利用するという方には「楽天証券」
そうでない方には「SBI証券」がおすすめです。
口座開設のやり方は別の記事で紹介します。
無料で開設出来るので、興味を持った方は開設していってください。
まとめ
投資はあなたの未来を豊かにする一つの方法です。
特に福祉職はその他の業種と比べて年収が低い傾向にあります。
しかし、投資によって資産を増やすことで、金銭的な制約を軽減できます。
リスクを取りたくない人でも、長期投資をすることで、リスクを減らすことができます。
過去のデータからも分かるように、時間をかけて投資をすると資産は成長します。
また、長期投資は複利効果を活用できるため、資産の成長が加速します。
さらに、頻繁な取引や市場の変動によるストレスを避けるという心理的なメリットもあります。
金銭的な不安を軽減することで、福祉の仕事にもっと向き合うことが出来るでしょう。
投資を始めるには、インターネット上で証券口座を開設することがおすすめです。楽天証券やSBI証券など、さまざまな証券会社があります。口座開設は無料で行えるので、興味がある方はぜひ始めてみてください。
福祉職に就いている方々にとって、投資は収入の多様化や将来の安定を図る手段となります。
将来の豊かさを追求し、自分の人生をより充実させるために、投資にチャレンジしてみて下さい。。
あなたの未来のために、今できる一歩を踏み出していきましょう。