どうも!読書ブロガーのりょくとです!
人生の約半分を占めると言われている「習慣」
良い習慣をつくるの、悪い習慣を無くす、どちらも大変なことであり、
今まで習慣化に対して挫折した経験がない人などいないのではないでしょうか。
そこで今回は「理想の人生をつくる習慣化大全」の中から、習慣化の方法をピックアップしてご紹介したいと思います。
本記事では習慣化に関する「思考」について3つ紹介していきます。
本記事を読んで得られるもの
・習慣化するための考え方を学べる
・理想の人生をつくる習慣化大全の内容を一部見られる
本の概要
理想の人生をつくる習慣化大全 古川 武士
出版日・ページ数 2019年5月出版 349ページ
価格 単行本1980円 Kindle版 990円
習慣化を阻む要素がどこにあるのかを、「行動」「思考」「感情」「ビリーフ」「本質」「環境」の6つの要素に分けて、全65パターンの対策が記された本です。
実際の行動だけでなく、考え方など幅広い対策が簡潔に書かれており、習慣化のハンドブックとして使いやすい1冊です。
本の目次
- 目次
第2章 思考の習慣 マイナス思考から抜け出す
SWITCH27 他人ではなく昨日の自分を超える
SWITCH28 「ある」ものにフォーカスする
SWITCH29 結果は、行動と確率で考える
SWITCH30 「できること」に目を向ける
SWITCH31 複数の選択肢を探す
SWITCH32 「1%改善」の行動で最適化する
SWITCH33 相手も自分も得する解決策を考える
SWITCH34 人事をつくしたら天命を待つ
SWITCH35 「今はこれでいい」と納得する
SWITCH36 相手への期待値を見直す
SWITCH37 がっかりタイムを想定済みにする
SWITCH38 骨太の理由を考える
SWITCH39 よいストーリーに自分を投影する
SWITCH40 プラスの意味を見出す
SWITCH41 自分の過去の体験とつなげて考える
SWITCH42 やる気の湧く口グセを使う
SWITCH43 無駄なものはないと考える
SWITCH44 感謝思考で世界観を変える
SWITCH32 「1%改善」の行動で最適化する
何をやったら良いのかあれこれ考えすぎて、堂々巡りになって動けなくなったことはありませんか。
そんなときには動きながら考える「行動フォーカスアプローチ」がオススメです。
問題ではなく、行動にフォーカスをするのです。
なにか問題が起きた際に、じっくり原因分析をしたくなりますが、忙しい日々の中、全てのことにゆっくり時間をかけていられません。
そもそもやり始めたばかりのことは、原因を突き止められない、突き止められたとしても時間がかかり過ぎてしまいます。
ですが、目の前で起こっている問題は放置せずに早めに対処したほうが得策です。
解決策や正解にこだわって何も手に付かないのであれば、「1%改善」の行動を積み重ねて行くほうが有益です。
具体的な方法としては、
①問題に対して「1週間以内にすぐにできる1%改善の行動」を10個考える。
②自分の気持が乗る方法を3つ実践する。
というステップです。
私もブログを初めてしばらくは、文章術やブログの書き方の本やネット記事を見て勉強していましたが、なかなか文章を書くことができませんでした。
このままではダメだと思い、とりあえず書いてみようと考えを変えてからは、少しずつではありますが文章を書けるようになりました。
書くたびに少しずつですが、改善点や工夫出来ることが見つかり進んでいる感覚を味わえています。
行き詰まるとどうしても正解を探してしまいがちですが、小さな行動を積み重ねて自分で正解を探してみるのも良いのではないでしょうか。
SWITCH35 「今はこれでいい」と納得する
作者の古川さんが駆け出しのコーチだった頃、初めてコラム執筆の仕事をした際に、書き上げた記事を見て全く面白くなく愕然としていました。
オリジナリティがない記事を発信しても良いのかと、コーチングの師匠に感想を求めたところ
「コーチングとは何かを分かりやすく表現できていて読みやすいです。
ただ、古川さんじゃなきゃかけない内容ではないですね」と指摘されました。
コーチは洞察に満ちた本を書いていたので、古川さんは「どうすればそのような本が書けますか?」と質問したそうです。
するとコーチは「【うーん、でも、今はこれでいい!】と思えませんか?」と答えたそうです。
古川さんはこの一言で、驚くほど楽になったそうです。
楽になった理由を古川さんは次のように語っています。
「今はこれでいい!」という言葉には、未来の自分の成長や可能性が内包されているのです。
初心者がいきなりすごい記事や作品を作れることはめったにありません。
出来ることはその時点での最善を尽くすしかないのですが、つい周囲と比較して自分の無力さを感じて、行動にブレーキをかけてしまうことがあります。
そんなときは「全力でやったのだから、今はこれでいい!」と心の中で唱えて、一歩ずつ歩みを進めてみてはいかがでしょうか。
今持っている力で進んでいくしか、道を切り拓く方法はないのですから。
SWITCH37 がっかりタイムを想定済みにする
最初はゆっくりと地味な成長を続け、あるとき急に結果が出てくるポイントを
「ティッピングポイント」といいます。
「ブログ 収益化 期間」で検索をかけると
ブログの収益化には最低100記事書く必要がある、数ヶ月~1年間は収入がないと思ったほうが良い。
こういった記事がたくさん出てきます。
ダイエットや筋トレなども運動を始めてしばらくしないと、体重の減少や筋肉がついてくることはありません。
世の中大体の事が初めのうちはなかなか成果が出ません。
頭では分かっていても、努力をしているうちに「こんなに頑張っているんだから成果が出るはずだ」と期待してしまいますよね。
努力しているのに成果の上がらないこの時期は本当に心が折れそうになるものです。
これを孫泰蔵氏は「がっかりタイム」と呼んでいます。
イメージとしては次の図の様になります。
努力はすぐには実りませんが、何年も粘り強く続けた人は、必ず成長します。
「継続は力なり」です。
その継続を阻む、がっかりタイムを事前に想定することで、
「今は成果を期待せずに、積み上げる時期だ」と耐える事が出来ます。
成果はすぐには出てこないと、「がっかりタイム」を想定しておくことで、
心が折れるのを防いで自分のやるべきことに集中していきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「思考編」ということで私が実際に取り入れて効果を感じている方法を3つ紹介しました。
考え方が変われば行動も自然と変わります。
行動を変えようと思っても、なかなか変えれない方は一度自分の考え方を見直してみて下さい。
習慣化大全では他にも様々な考え方を紹介しています。
あなたにあった考え方がきっと見つかるので、興味を持ったら一読してみて下さい。
「習慣」はあなたの生活の大きな割合を占めています。
「習慣」を変えれば、あなたは自分の人生を必ず変える事が出来ます。
自分にあった習慣術を見つけて、より良い人生への道を歩んでみませんか。