毎日の食器洗い、負担に感じていませんか?
特に忙しい共働きのご家庭や、小さなお子さんがいて目が離せない子育て中のご家庭では、食後の片付けはまさに重労働。
山積みの食器を前に、ため息をつくことも一度や二度ではないはずです。

「食洗機があれば楽になるのは分かっているけど、うちは賃貸だから工事できないし…」

「食洗機は使っているけど、食器が多すぎて入り切らなくて手洗いが増えちゃった…」
そんな悩みを抱えるあなたにこそ、知ってほしいのがサンコーのタンク式食洗機『ラクア ファミリースリム』。
何を隠そう、私自身も子どもが出来たことをを機に洗い物が激増し、食洗機がありながらも手洗いの多さに疲弊していた一人。
手荒れは悪化し、子どもとゆっくり向き合う時間さえ奪われているように感じていました。
「もっと大きな食洗機が欲しいけど、設置場所も手間も…」と諦めかけていた時に出会ったのが、この『ラクア ファミリースリム』だったのです。
この記事では、実際に『ラクア ファミリースリム』を愛用している私が、忖度なしのリアルな視点で以下の点を徹底レビューします。
- 本当に工事不要で簡単に設置できるの?
- 賃貸でも安心?
- 気になる洗浄力は?油汚れやこびり付きも落ちる?
- 「スリムなのに大容量」は本当? 家族3~4人分の食器は入る?
- 実際に使って感じたメリット・デメリット
- 子育て家庭や賃貸暮らしでの具体的な活用
「ラクア ファミリースリムって実際どうなの?」というあなたの疑問を解消し、日々の家事負担を軽減するための具体的なイメージを掴んでいただけるはずです。ぜひ最後までお付き合いください。
ラクアファミリースリムはこんなに人におすすめ
先に結論からお伝えすると、『ラクア ファミリースリム』は特に以下のような方に強くおすすめできる食洗機です。
- 賃貸住宅にお住まいで、食洗機の設置を諦めていた方
- 子育て中で、少しでも家事の時間を短縮したい方
- キッチンスペースが限られているけれど、ある程度の容量は欲しい方
- 手洗いによる手荒れに悩んでいる方
- 毎日の食器洗いに時間と精神力を奪われていると感じる全ての方
一つでも当てはまるなら、ラクア ファミリースリムが役立つはずです。
ラクア ファミリースリムを使って感じた、5つのメリット
実際に『ラクア ファミリースリム』を使ってみて、特に便利だと感じた点を5つご紹介します。
- 工事不要で設置が簡単。賃貸住宅でも導入しやすい
- 洗浄から乾燥まで自動。食器洗いの手間が省ける
- 手洗いと比較して節水効果が期待できる
- 高温・高圧洗浄で、油汚れなども比較的きれいに落ちる
- スリムなサイズ感ながら、家族3~4人分の食器容量がある
これらの点について、もう少し詳しく説明します。
1. 工事不要で設置が簡単。賃貸住宅でも導入しやすい
食洗機導入の最大のハードルとも言える「設置工事」。
『ラクア ファミリースリム』は、このハードルをいとも簡単にクリアしてくれます。
タンク式を採用しているため、分岐水栓の取り付けといった面倒な水道工事は一切不要!
- 本体を置くスペースを確保する(排水ホースの取り回しも考慮しましょう)
- アース線と電源プラグをコンセントに接続する( アース線の接続は安全のために必ず行いましょう)
- 排水ホースを設置する(シンクなどに排水できるように配置します)
- 本体上部の給水口から、直接水を注ぐ
これで準備完了! 特別な工具や専門知識は全く必要ありません。
私の場合、箱から出して設置完了まで大人一人で30分もかかりませんでした。
届いたその日から使い始められるのは、本当に大きな魅力です。
工事不要なので、もちろん現状復帰の心配もありません。
引っ越しの際も簡単に取り外して持って行けるので、転勤が多いご家庭にもおすすめです。
「アース線を繋ぐ場所がない」という場合は、漏電対策としてビリビリガードを使用するのも手です。

こちらは感電を完全に防げるわけではありませんが、漏電が起きた時に電気をシャットダウンして感電するリスクを減らしてくれます。
私は5年以上タンク式食洗機を使用していますが、漏電の経験はありません。
普通に使用していれば漏電のリスクはかなり低いと思いますが、万が一のためにビリビリガードを導入しています。
2. 洗浄から乾燥まで自動。食器洗いの手間が省ける
『ラクア ファミリースリム』の基本的な使い方はとにかくシンプル。
- 食器を庫内にセットする
- 専用洗剤を投入する
- タンクに約5リットルの水を給水する
- スタートボタンを押す
たったこれだけで、洗浄から温風乾燥までを全自動で行ってくれます。
手洗いの場合、食後に汚れた食器と向き合い、洗って、すすいで、水切りカゴに並べて…という一連の作業に、毎日どれだけの時間を費やしているでしょうか?
『ラクア ファミリースリム』を使えば、その手間と時間を大幅に削減できます。
私の場合、以前は食後の片付けに平均30分以上かかっていましたが、今は食器をセットしてボタンを押すまでの約5分程度。
残りの時間は、子どもと遊んだり、夫婦でゆっくり会話したり、自分の趣味の時間に充てたりと、生活の質が格段に向上しました。
中でも乾燥機能が本当に便利で重宝しています。
手洗い後の自然乾燥では、特に梅雨時期や冬場は乾きにくく、結局拭き上げが必要になることも。
『ラクア ファミリースリム』の温風乾燥機能を使えば、食器はカラッと清潔な状態で仕上がります。
拭き上げの手間がほぼなくなり、衛生面でも安心感があります。
3. 手洗いと比較して節水効果が期待できる
「食洗機って、水をたくさん使いそう…」というイメージをお持ちの方もいるかもしれません。
しかし、『ラクア ファミリースリム』は、手洗いよりも少ない水量で効率的に洗浄できるように設計されています
1回の洗浄で使用する水量は、わずか約5リットル。
一方、手洗いで5分間水を流しっぱなしにした場合、約60リットルもの水を使用するというデータもあります(参考:東京都水道局)。
もちろん、溜め洗いなどで節水は可能ですが、毎回意識するのは大変ですよね。
ラクアファミリースリム(1日1回) | 手洗い(1回10分、流し洗い) | |
1回の使用水量 | 約5L | 約120L |
年間使用水量 | 約1,825L | 約43,800L |
上記のように1年間で4万リットル以上も節水、メーカー試算では年間2000~3600円の節約になるとのこと。
このように、食器洗いの手間を減らしながら、水道代の節約にも貢献してくれる可能性があるのは、非常に嬉しいポイントです。
【徹底洗浄】高温&高圧水流で油汚れもスッキリ!衛生面も安心
食洗機を選ぶ上で、やはり最も気になるのは「洗浄力」ですよね。
『ラクア ファミリースリム』は、その点でも期待を裏切りません。
「回転上下ダブルノズル噴射式」 を採用し、庫内の上下に取り付けられたノズルが回転しながら、50℃以上の高温のお湯を高圧で噴射。食器の隅々までパワフルに洗い上げます。
実際に使ってみた私の感想としては、
- カレーやミートソースなどの頑固な油汚れが付いた食器
- お弁当箱の隅にこびり付きがちなご飯粒
- グラスの気になる曇りや水垢
- 茶渋が付いたマグカップ
などが、特別な予洗いなしでも驚くほどキレイに落ちています。
手洗いではゴシゴシこする必要があったり、お湯を使ったりと手間がかかる汚れも、高温・高圧洗浄のおかげで効率的に洗浄してくれる印象です。
焦げ付きがひどい鍋や、長時間経過してカピカピに乾燥した汚れなどは、事前に軽くこすり洗いをするか、つけ置きしておくと、より確実にキレイに仕上がります。
また、50℃以上の高温で洗浄するため、雑菌の繁殖を抑える効果も期待できます。
特に小さなお子さんがいるご家庭では、哺乳瓶(※耐熱温度を確認の上、自己責任で)や離乳食用の食器などを衛生的に保ちたいもの。
『ラクア ファミリースリム』なら、その点でも安心感があります。
5. スリムなサイズ感ながら、家族3~4人分の食器容量がある
『ラクア ファミリースリム』の大きな特徴の一つが、その 容量 です。
本体は比較的スリムな設計ですが、食器点数にして21点(メーカー基準で3~4人分) を収納できます。
これは、一般的なタンク式食洗機(15点前後)と比較しても、多めの容量と言えます。
実際に我が家(大人2人、幼児1人)で使ってみると、
- 3食分の食器(朝・昼・晩)が、およそ1回で収まることが多いです。
- 離乳食用の小さな器やカトラリー類も、まとめて入れることができます。
- 直径24cm程度までのフライパンや、ボウル、まな板(薄型のもの)なども、他の食器と一緒に入れられます。
以前使っていたコンパクトタイプの食洗機では、1日に何度も運転させる必要があり、結局「全部入らないから手洗いしよう…」となることもしばしばでした。
しかし『ラクア ファミリースリム』にしてからは、基本的に1日1回の運転で済むようになり、調理器具なども含めて手洗いするものが劇的に減少。
その結果、キッチンのシンク周りが常にスッキリとし、精神的なストレスも大きく軽減されました。
「食洗機は欲しいけど、キッチンが狭いから大きなものは置けない…でも容量が少ないのは困る…」というジレンマを抱えている方にこそ、この「スリムさと大容量の両立」は大きなメリットとなるはずです。
デメリットについて:実際に使って感じたこと
便利な点が多い一方で、いくつか注意点やデメリットと感じる可能性のある点もあります。
使用ごとに給水が必要
ラクア ファミリースリム』はタンク式のため、運転前に毎回約5リットルの水を本体上部の給水口から補充する必要があります。
シンクから直接給水できる分岐水栓式と比べると、この作業を「手間に感じる」という方もいらっしゃるでしょう。
特に、本体を少し高い位置に設置した場合や、力の弱い方にとっては、5リットルの水を持ち上げて注ぐのは少々大変かもしれません。
対策
蛇口付きのウォータージャグを使う。
コチラは公式からも推奨されている対策で、ジャグに水を入れておき、使う時にラクアの上に置いて給水することで、重い水を何度も運ぶ手間を省けます。

また、手間をなくしたい場合は、 分岐水栓を用意すれば、自動給水化することも可能 です。
(※分岐水栓の設置には別途工事が必要です。賃貸の場合は、事前に管理会社等にご確認ください。)
給水の手間は確かにありますが、工事不要ですぐに使えるという大きなメリットを考えれば、個人的には十分許容範囲だと感じています。ライフスタイルや設置場所に合わせて、最適な給水方法を見つけてみてください。
2. 運転中の音はやっぱり気になる?
食洗機の運転音も、気になるポイントの一つですよね。
『ラクア ファミリースリム』は、運転中に水の噴射音やモーターの作動音などがそれなりにします。
他の食洗機と比較して特別うるさいという印象はありませんが、静かな環境では、音が気になる可能性はあります。
我が家はラクアとテレビが同じ部屋にあります。
ラクアが稼働していると「テレビの音が聞こえにくい」とは感じますが、音量を少し上げれば問題ない程度です。
対策
防振ゴムやマットを本体の下に敷く。
多少ですが、振動音の軽減に繋がる場合があります。
また、タンク式食洗機の防音対策としてオトナシートを貼っている方が何名かいらっしゃいました。

ラクア ファミリースリムには予約タイマー機能もついているので夜間など音が気になる時間帯は、そちらの活用も有効です。
乾燥機能の仕上がりと時間
メリットで「乾燥機能が便利」と挙げましたが、完璧ではありません。
プラスチック製の食器やタッパー類は材質の特性上、水滴が残りやすいことがあります。
完全にカラカラというよりは、「少し水滴が残っている」くらいの仕上がりになることが多いです。
また、通常の食器でも凹みがある部分や、食器同士が重なっている部分は水が残りやすいです。
洗浄コースにもよりますが、洗浄から乾燥まで含めると1時間半~2時間半程度かかります。
「すぐに使いたい!」という時には長く感じるかもしれません。
対策
乾燥が終わったらすぐに扉を開けて蒸気を逃がす
余熱で水滴が乾きやすくなります。
プラスチック製品は、軽く拭き上げるか、自然乾燥の時間を少し取る。
食器の入れ方を工夫する
水が切れるように少し斜めに置いたり、食器同士が密着しすぎないようにしたりする。
時間に余裕のある時に運転する。
完璧な乾燥を求めすぎなければ、十分実用的で便利な機能です。
ラクア ファミリースリムを実際に使ってみた感想
設置について: 前述の通り、工事不要で置くだけなので簡単です。
ただし、本体重量は約13.5kgあるため、設置場所への移動や箱からの取り出しは、できれば二人で行うか、慎重に行った方が安全です。
事前に設置スペースを確認しても、実際に置いてみるとなると微調整が必要になったりするので、事前に設置スペースの寸法(幅37cm×奥行51cm×高さ45.2cm+扉開放時のスペース)よりゆとりを持ったスペースを確保できると設置が楽です。
洗浄力について: 日常的な食器の汚れについては、十分に満足できる洗浄力だと感じています。
特に、手洗いでは面倒な油汚れや、プラスチック容器のヌメリなどがすっきり落ちるのは助かります。
上下ノズルのおかげか、庫内での食器の配置に多少気を付ければ、洗い残しは少ない印象です。
収容量について: やはり「スリムなのに思ったより入る」という点が大きな利点です。
家族3人分の食器に加え、マグカップや子どもの水筒パーツ、小さめの調理器具などもまとめて洗えるため、キッチンに洗い物が溜まることが減りました。
結果的に水仕事が減り、手荒れも以前より気にならなくなりました。
動作音について: 運転中は、水の噴射音やモーター作動音など、それなりに音はします。
無音ではありません。他の食洗機と比較して特別大きいとは感じませんが、静かな環境では気になる可能性もあります。リビングと同じ空間に置く場合は、テレビの音量を少し上げる必要があるかもしれません。夜間など音が気になる時間帯は、予約タイマー機能の活用も有効です。
ラクアシリーズの比較と選び方のポイント
サンコーの食洗機「ラクア」には、いくつかのモデルがあります。主なモデルの特徴を比較してみましょう
商品名 | 価格 | 収容数 | サイズ | 洗浄方法 |
---|---|---|---|---|
ラクア | 34,800円 | 16点 | 幅42.5×奥行42.5×高さ45.5(cm) | 上下囲み熱湯洗浄 |
mini | 23,800円 | 11~12点 | 幅 30.8× 高さ 41.5× 奥行 31.5(cm) | 熱湯洗浄 |
miniplus | 26,800円 | 11~12点 | 幅 30.8× 高さ 41.5× 奥行 31.5(cm) | 上下囲み熱湯洗浄 |
ファミリースリム | 36,800円 | 21点 | 幅37×奥行51×高さ45.2(cm) | 回転上下ダブルノズル噴射式 |
ファミリーワイド | 37,800円 | 28点 | 幅54.8×奥行36×高さ49.6(cm) | 回転上下ダブルノズル噴射式 |
※価格は変動する場合があります。最新情報は販売サイト等でご確認ください。
どのタイプがオススメ?

設置場所を確保出来るならファミリースリムかファミリーワイドがオススメです。
どのモデルを選ぶかは、家族構成やライフスタイル、設置スペースによって異なりますが、もし 設置スペースが確保できるのであれば、『ファミリースリム』または『ファミリーワイド』といった大容量モデルを検討する価値は高い と考えます。
理由は、容量が大きいほど、
- 1日に何度も運転させる手間が減る
- 食器だけでなく調理器具も一緒に洗える場合が多い
- 来客時など、一時的に洗い物が増えても対応しやすい
といった利点があるためです。 特に『ファミリースリム』は、通常サイズの『ラクア』と比較しても、価格差がそれほど大きくありません(2025年4月現在)。
設置場所の寸法を確認の上、ご自身の状況に合わせて最適なモデルを選ぶことをおすすめします。
まとめ:ラクア ファミリースリムは、日々の家事を助ける選択肢の一つ
『ラクア ファミリースリム』を導入してから、毎日の食器洗いが格段に楽になりました。
- 工事不要で設置できる手軽さ
- 洗浄から乾燥まで自動で行ってくれる利便性
- 期待できる節水効果
- 十分な洗浄力
- スリムながら実用的な容量
これらの点から、特に 賃貸住宅にお住まいの方 や、家事の負担を軽減したいと考えている子育て世帯 にとっては、有力な選択肢の一つになると感じています。
もちろん、給水の手間などのデメリットもありますが、それ以上に「時間的なゆとり」や「精神的な負担の軽減」といったメリットを実感しています。
もし、毎日の食器洗いに時間や手間がかかっていると感じているなら、『ラクア ファミリースリム』のような食洗機の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
あなたの生活に、少しのゆとりをもたらしてくれるかもしれません。
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